日本最古の薬猟のまち〜大和国奈良県宇陀市

宇陀には四季折々の自然の恵みや、そこに暮らす人びとが大切に育んできた素晴らしい産物が数多くあります。
その魅力に触れるたび、私は「この宝物をもっと多くの方に知ってほしい」という想いを強く抱くようになりました。


父との思い出と、宇陀への想い

2021年の秋、父が他界しました。
父が亡くなる数年前には、よく一緒に故郷・奈良宇陀の地を巡りながら、たくさん語り合いました。
とりわけ、私が幼い頃に賑わっていた宇陀の町の話をしてくれ、「あの頃の賑やかさが懐かしいね」と微笑む父の姿は、今も鮮明に心に残っています。

父と語り合い、故郷の街を巡る中で改めて気づいたこと──
「宇陀ってすごいところなんだ!」
私は故郷が大好きです。いえ、あらためて大好きになったのです。
父を見送り、故郷に何かできないかという想いはますます強くなりました。


商品づくりを通してできること

ふるさとの素材を活かした製品づくりは、単なる商品開発ではありません。

  • 地域の自然と文化を未来へつなぐ取り組み
  • 心を込めて育まれた恵みを「かたち」にすること
  • 日々の暮らしに寄り添える、身体にやさしい商品づくり

これらを大切にしながら活動しています。


次の世代へ

私のプロダクトは、地域の魅力を発信する手段でもあります。
商品を通してふるさとの産物に関心を持っていただくとともに、次の世代を担う子どもたちにも、ふるさとの「ものづくり」や「生産」に興味を持ってもらいたい。
そして、将来の職業の選択肢のひとつとなる──そんなきっかけを届けたいと願っています。

また、働く場であり、ふるさとの魅力を学び・体験できる場 をつくっていきたいと考えています。


父から受け継いだ想い

この活動の原点には、父の存在があります。
父は生前、

「地域に働く場をつくり、就労人口を増やしていかなくてはならない」
と語っていました。

地域に暮らす人々が誇りを持って働ける場を広げていくことは、ふるさとの未来を守ることにつながります。
その父の願いは、私の心に深く刻まれ、今の活動の礎となっています。